五島の「住」

 何よりも気になるのが、住環境だと思います。

「お店はあるの?」「信号機は?」「牛が道路を歩いてるって本当?」

 そんな問合せを頂く事もありますが、実際はどうなのでしょうか。

【 実は最先端 】

i-MiEV

 三菱自動車のi-MiEV(アイ・ミーヴ)という車をご存知でしょうか?

 電気自動車で、TVでもCMが盛んに流れていた時期がありました。そして、三菱自動車のホームページをご覧下さい。

i-MiEVプロジェクト

 このイベント、なんと五島市で行われたものです。電気自動車の電力によって色んな使い道が見えてくるという企画で、五島市は電気自動車の先進導入地区でもあるのです。島内のあちらこちらに、電気自動車の充電スタンドが設置されています。2011年度に100台を越える電気自動車がレンタカーを中心に導入され、島の至る所で元気に走っている様子が見られます。

【 お買い物 】

五島Citymall

 「買い物は不便じゃないの?」

 そんな声も聞かれますが、決して不自由はありません。もちろん、数百台もの駐車が可能な超大型商業施設は存在しませんが、約20件のテナントが入る複合商業施設があります。この施設は屋上にも駐車場を備え、小さいお子さん向けのイベントも頻繁に行われています。

 このほか、木材など業者御用達のホームセンターを併設している大型スーパーもあり、こちらは深夜0時まで営業しています。小型スーパーなどを入れると、数十件では足りないかもしれません。

五島ビッグバリュー

 総じて言えることは、食品、特に海産物においては生産地の特権と言えるかもしれません。価格がとにかくお手頃なのです。五島に県外から移ってこられた方々は、口を揃えて「この新鮮な魚(サザエでも構いません)が、この価格というのは信じられない!」と仰います。

 また、五島には野菜農家も多く、魚に負けず低価格で採れたての新鮮野菜が入手出来ます。

【 アクセス 】

 たまにはどこかに遊びに行きたい。そんな事もあると思います。

 五島市福江島には、長崎市内や各二次離島を結ぶ船舶用の港のほか、空港があります。市街地から車で10分の距離にあるため、移動はスムーズです。

 また、飛行機を利用することで福岡空港まで約40分、長崎空港まで約30分で到着します。週末は福岡で、長崎で、ちょっと足を伸ばして東京まで移動することも可能です。

五島福江空港

福江港ターミナル

 また、後述しますが五島列島は隠れキリシタンの名残が強く、教会が数多く存在します。

 更に、都会ならば釣りに行くのも乗船場まで移動するのに数時間かかることがあり、ちょっとした釣行であっても一日がかりのレジャーになってしまいます。しかし、通常は福江島で、休みの日は二次離島までちょっと足を伸ばせば、誰もがうらやむ釣り場と釣果があなたを待っている事でしょう。

 瀬渡し船で渡らなくても「港で石鯛が釣れた」などという話も普通に出てくるのが、五島の魅力です。

【 観光巡り 】

堂崎天主堂

 五島に観光にお越しになる方々の目的は種々ありますが、中でも教会巡りは多くの観光客に好評のようです。

 写真のような立派な教会が幾つもあります。中には、次のような教会も。

 

(以下、引用)

 フランスのルルドを模倣して五島全域の信徒が島内の奇岩・珍岩を持ち寄り、明治32年(1899)に建設されたルルドで、聖母像は本場ルルドの聖母像を求めて洞窟に収め、さらに本場の奇跡の泉から霊水を取り寄せ洞窟横の泉水に注ぎいれた。
日本最初のルルドで日本全国からの巡礼者は後を絶たない。

引用:長崎の教会

 

 また、島内をドライブしていると、ふと道路のそばにマリア像を見かけることもあります。小さな漁港に、一見それと分からないように立っている教会もあります。かと思えば神社仏閣もあり、今なお隠れキリシタンの名残が強く残っている五島は、観光にも最適です。

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