あっという間に師走も中旬になろうかとしています。年末年始、旅行などで地元を離れる方も多いのではないでしょうか?
あるいは、旅行には行かないで家で休みを満喫する方もいらっしゃるかもしれません。さて、出かけた先に限らず、年末年始に体調不良となったら、どうしますか?
実家に帰省する場合、普段の病院にはもちろん通えません。あなたの今までの受診歴は、その病院・薬局にしかありませんから、当然ながら初めての病院・薬局ではあなたが今までどのような病気にかかり、どの薬を飲んで治ったのか、あるいは薬が合わなかったのかが全く分からない状態です。
家でゆっくり過ごす方であっても、年末年始は病院や薬局も通常の体制ではありません。地域で休日当番制度を設けている場合もあるかもしれませんし、今まで行ったことのない病院・薬局を利用することが多くなります。
初めて利用する病院・薬局では、何も情報がわからなければ調べたり検査したり薬の情報を伺ったりと、やることがたくさんあります。具合が悪くて受診しているのに、待ち時間と受け答えだけで膨大な時間がかかるのです。これは、あなたの健康を逆に損なうことが無いよう、そして少しでも良くなってほしいと願うからこそです。
そうは言っても、体調が悪いのだから、できるだけ早く、適切な医療を受けたい…と思うのは当然ですよね。そこで活躍するのが「お薬手帳」です。検査値などが載ることはなかなかありませんが、「どの薬を使ったことがあるか」が分かるだけでも、医師の判断、薬剤師のチェックはスムーズになります。
そして、医師の判断・薬剤師のチェックがスムーズになれば、普段受診している病院に行った時に近い医療が、普段に近い時間で提供できることに繋がるのは、考えるまでもなく明白ですよね?
※ 必ずしも、治癒・副作用回避を約束するものではありません
ご自身の命と健康を守るため、そしてあなたの大切な時間を有意義に活かすため、お薬手帳は皆さんの想像以上の活躍を見せることが多々あります。是非、ご活用ください。