GWも後半ですね。旅行のご予定はおありでしょうか?
毎年耳にする事が。
「旅行に行くのに、薬を持って行くのを忘れちゃって、飲んでなかったんだよ」
「旅行先でうっかり無くしちゃって。」
「旅行先で怪我しちゃって。」
「旅行先で風邪を引いちゃって。」
こんな時・・・特に薬を紛失したりして「いつもの薬」を手に入れたい時、皆さんはお薬の名前を正確に覚えておられますか?
薬というのは、1文字違うだけで全く別の効果効能を持つものが沢山あります。また、同じ名前でも最後の数字が違うと薬の強さが全く変わってきます。ですから、最後の文字まで一言一句違わずに伝えなければ、「いつもの薬」を旅行先で貰う事は出来ません。当然「白い血圧の薬で、一番軽いやつ」なんて表現では、どの薬のことだか専門家であっても分かりません。
さらに、ご存知のように薬の中には「絶対一緒に(同時期に)服用してはいけない薬」が存在する場合もあります。これは専門家で無ければ把握しきれません。
そうなると、安易に旅先の病院や診療所で薬を貰う事って、怖くないでしょうか?
ここで皆さんのお役に立つのが、「お薬手帳」なのです。
今まで、
- どの病院の
- 何科から
- 何と言う名前の先生が
- 何と言う薬を
- どれだけの量
- いつ飲むのか
- 何日、何ヶ月、何年飲んでいるのか
という情報が、お薬手帳1冊から読み取れます。何と言う「優れもの」なのでしょうか!
また、ご本人がうっかり忘れていても「何週間前、何ヶ月前に風邪薬が出ている」などの情報も読み取れて、「この患者さんは風邪を引きやすい」という医師に必要な情報も備わります。
他にも医師や薬剤師が読み取れる情報は沢山あります。アレルギーに関する事、合わない薬の有無などもその1つです。
旅行先には必ずお薬手帳を持って行き、備えを万全にする事で、旅も安心して楽しめるのでは無いでしょうか。